打掛《赤地加賀繍》
民俗資料

加賀繍を用いた花嫁衣裳で、縮緬に金糸を中心とした松竹梅を全身に散りばめる。正面の胸元には互いを見つめ合うように二羽の鶴を入れ、着た時に裾模様がつながるように配置されている。背面には仙人をのせた鶴、御所車を大きく入れるとともに、上半身には小さな鶴を、背面裾には小さな亀も入れたおめでたいデザインである。
時代 | 明治 |
寸法 | 身丈156.0cm 裄60.5cm 袖丈64.0cm |
制作者 | 不明 |
作品のみどころ
背中の仙人をのせた鶴が細かく加賀繍で表現されていて見事です。
収蔵先
