湯の街
絵画

秋の午後、恋人・笠井彦乃をモデルとして金沢の湯涌温泉街を描いた作品。彦乃の顔は逆光で影がかかっていますが、静かで落ち着いた表情。滞在先の山下旅館(現お宿やました)で、大正6年10月7日に制作したことが、ふたりの日記に記述され、竹久夢二自身「好いのが出来た」と喜ぶほどの出来栄えでした。
時代 | 大正6年(1917) |
寸法 | 縦30.0×横22.4㎝ |
制作者 | 竹久夢二(1884~1934) |
作品のみどころ
陰りのある女性(恋人・彦乃)の表情と100年以上前の湯涌温泉街の風景にご注目下さい。
収蔵先
