色絵山水図水指
工芸

やや沈みを帯びた素地と赤、緑、青、紫の四彩の深く鮮やかな発色が古九谷独特の風格をたたえている。青い色は、雲や稜線、岩肌、家の影、水面などに部分的に用いられるのみで、空や水面の広がりは余白によって表されている。色釉の分量をおさえることで、すっきりとした印象を与えている。東京の古美術商「壺中居」を営んでいた広田不孤斎旧蔵品。
時代 | 江戸時代(17世紀) |
寸法 | 口径8.5 胴径15.8 高台径13.1 総高20.1cm |
制作者 | ー |
作品のみどころ
白い地と鮮やかな色絵の対比が綺麗な水指です。
収蔵先
